Page cover image

Cloud7 2x3x3 Lite

Cloud Lite 802.11be 2x3x3 トライバンド対応管理型屋内アクセスポイント (ECW516L)

概要

このクイックスタートガイドは、Cloud7 2x3x3 Lite アクセスポイント(モデル:ECW516L)の設置、ハードウェアの取り付け、および設定を行う手順を案内するために作成されています。

Cloud7 2x3x3 Lite

Cloud Lite 802.11be 2x3x3 トライバンド対応管理型屋内アクセスポイント

モデル:ECW516L

  • 高密度かつ多数のデバイスが接続する環境において、高性能なWi-Fi通信を提供するWi-Fi 6技術。

  • 4つの空間ストリームに対応し、6GHz帯で最大8,700 Mbps、5GHz帯で最大4,300 Mbps、2.4GHz帯で最大700 Mbpsのデータ通信速度を実現。

  • 周波数帯域幅の増加により、最新世代のWi-Fi 7対応デバイスが、より高速な通信速度、低レイテンシー、そして大容量通信を実現可能。

コンテンツクイックリンク

同梱物

システム要件

EnGenius Cloudは、主にブラウザまたはモバイルアプリからアクセス可能です。EnGenius Cloudサービスへのサインアップ、またはネットワーク管理のためにEnGenius Cloudへログインする前に、対応するアプリをダウンロードし、サポートされているブラウザを使用していることを必ず確認してください。

モバイルアプリ

EnGenius Cloud どこでも(iOS/Android対応)

⬇️ 下記の場所から 「Cloudどこでも」アプリをダウンロードしてください。

対応ブラウザ

  • Google Chrome(バージョン57.0.2987.110以降)

  • Microsoft Edge(バージョン80.0.361.103以降)

  • Mozilla Firefox(バージョン52.0以降)

ネットワーク要件

作業を開始する前に、ネットワーク環境がDHCP対応であることを確認してください。EnGenius Cloudアクセスポイント(ECWシリーズ)は、デフォルトでDHCPサーバーにより動的にIPアドレスが割り当てられます。

もしIPアドレスの割り当てに問題が発生した場合は、「DHCP」モードから「静的IP」に変更することを検討してください。詳細については、「Cloud User Manual (日本語) > ローカルアクセスページにログイン」をご確認ください。

ハードウェア概要

ポート

リセットボタン:

  • 出荷時のリセットする:リセットボタンを10秒以上押し続けると、電源LED高速で点滅(0.2秒間隔)を開始します。その後、デバイスは出荷時の設定にリセットされます。

LED

ECW516Lは、電源、LAN、2.4GHz、5GHz、6GHzの5つのLEDインジケーターを搭載しています。

ハードウェアの設置

アクセスポイントは天井およびに設置することができます。適切な設置手順を実行してください:

天井取り付け

- T型レール

  1. 天井マウントベースをアクセスポイントのスロットに差し込んでスライドさせます。

2. カチッと音がするまで、天井マウントベースを T型レールに確実に引っ掛けてください。

- 硬い天井

  1. 付属のネジをスペーサーを使用して天井マウントベースに取り付け、ネジが表面と平行になるまでしっかりと締め付けてください。

2. アクセスポイントを天井マウントベースにスライドさせて取り付けます。

壁面設置

  1. アクセスポイントを設置する場所を決定し、2つの取付穴の位置を壁面にマークします。適切なドリルビットを使用して、直径8.1mm、深さ26mmの穴をマークに沿って開けてください。

  2. アンカーを壁面にしっかりと取り付け、アンカーが壁面と面一になるまでネジを締め付けます。その後、付属のネジをアンカーに取り付けますが、ネジ頭は少し出しておき、アクセスポイントを掛けられるようにします。

  1. アクセスポイントをネジ頭に掛けて、壁にしっかりと固定します。

EnGenius Cloudでの設定方法

ステップ1: デバイスの登録とネットワークへの割り当て

デバイスは、「Cloud どこでも」モバイルアプリまたはEnGenius Cloudで登録してください。

Cloud どこでも」アプリ

  1. EnGenius 「Cloud どこでも」アプリを開き、ログインしてください。

  2. アプリでデバイスの背面にあるQRコードをスキャンしてください。

デバイスがQRコードをスキャンして登録されました。
  1. QRコードをスキャンすると、デバイス情報が表示されます。「登録」をクリックして、登録完了します。

  2. デバイスの登録が完了したら、「今すぐネットワークに割り当てる」をクリックして、デバイスをネットワークに割り当ててください。

ネットワーク:EnGenius Cloud内で共通の設定を共有する管理ドメイン。

デバイスが登録されました。
  1. 割り当てたいネットワークを選択し、適用をクリックしてください。割り当てが完了した後、「次へ」をクリックしてください。

デバイスがネットワークに割り当てされます。
  1. デバイスがインターネットに接続できるように、デバイスの電源を入れ、APをネットワーク機器に接続してください。

  2. 最後に、「セットアップを完了」をクリックすると、デバイスのセットアップが完了します。「完了」をクリックして設定プロセスを終了します。

セットアップが完了しました。

EnGenius Cloud

  1. EnGenius Cloudにログインしてください。

  2. 「オーガニゼーション (Organization = 組織) > 在庫とライセンス」 ページに移動し、「デバイスを登録する」 をクリックしてください。

  3. デバイスのシリアル番号を入力し、デバイス登録を行います。「Cloud User Manual (日本語) >はじめに > オーガニゼーションにデバイスを追加」 をご参照ください。

デバイスがシリアル番号で登録されます。
  1. 登録済みのデバイスを選択し、「ネットワークに割り当てる」をクリックして、デバイスを特定のネットワークに追加してください。

ネットワーク:EnGenius Cloud内で共通の設定を共有する管理ドメイン。

選択したデバイスが管理ネットワークに割り当てされます。

ステップ2: デバイスの電源オン

EnGenius Cloudのアクセスポイント(AP)は、以下の方法で電源供給が可能です。

  • EnGenius Cloud PoEスイッチ または802.3af/802.3at PoE+対応スイッチ

  • EnGenius PoEアダプタ (EPA5006GP/EPA5006GAT/EPA5060XBT)

  • 電源アダプタ (DC 12V/2A 電力入力)

PoEスイッチとの接続

EnGenius Cloud APからイーサネットケーブルを直接PoEスイッチのPoEポートに接続します。

APはPoEスイッチから電力供給されています。

PoEアダプタによる電源供給

(A) イーサネットケーブルの一端をEnGenius Cloud APのLAN(PoE)ポートに、もう一端をPoEアダプタのPoEポートに接続します。

(B) 電源コードをPoEアダプタに接続し、もう一方を電源コンセントに差し込みます。

(C) 2本目のイーサネットケーブルをPoEアダプタのLANポートに接続し、もう一端をコンピュータのイーサネットポートに接続します。

Cat5/Cat5e UTP/STP RJ45イーサネットケーブルを使用してください。

電源アダプターよる電源供給

電源コードをアダプタに接続し、電源コードを電源コンセントに差し込みます。

AP電源アダプターから電力供給されています。

ステップ3: EnGenius Cloudへの接続

デバイスに電源が入り、インターネット接続の準備が整うと、LEDインジケーターが点灯します。これにより、デバイスが EnGenius Cloud に接続され、デフォルトの構成が自動的にダウンロードされ、プロビジョニングが行われます。

ステップ4: EnGenius Cloudでの管理

EnGenius Cloudにログインして、詳細な設定を行ってください。詳細については、「Cloud User Manual (日本語)」をご参照ください。

EnGenius Cloud ダシューボード

トラブルシューティング

APがEnGenius Cloudプラットフォームで管理できない場合、EnGenius Cloudへの接続に問題がある可能性があります。

接続問題のトラブルシューティングを行うには、デバイスのローカルアクセスページにログインしてください。

  1. クライアントデバイス(ノートパソコン、モバイルデバイス、タブレットなど)を使用して、SSID「EnMGMTxxxx」(xxxxはMACアドレスの最後の4桁)を探し、接続してください。

  2. ブラウザでURL「http://EnGenius.local」または「http://192.168.1.1」を入力し、デバイスのユーザーインターフェースにアクセスしてください。

  3. デフォルトの管理者アカウント/パスワード(admin/admin)でAPにログインした後、デバイスのステータスを確認してください。

  4. 「ネットワーク接続」情報を確認してください。不具合が発生した場合は、EnGeniusテクニカルサポートにお問い合わせください。

ECW APのローカルアクセスページ

IP割り当て設定の変更 デフォルトでは、EnGenius Cloudアクセスポイント(ECWシリーズ)はDHCPサーバーによって動的にIPアドレスが割り当てられます。IPアドレスの割り当てに問題が発生した場合、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、プロキシ、および管理VLANの設定を再確認してください。それでも問題が解決しない場合は、以下の手順でIP割り当てを「DHCP」モードから「静的IP」に変更できます。

  1. 「ローカル設定」セクションに移動します。

  2. IPv4設定を「静的IPを使用する」に変更します。

  3. IPアドレス、ゲートウェイ、サブネットマスク、プロキシの設定を構成します。

  4. このデバイスを再びLANネットワークに接続して、再試行してください。

詳細については、「 Cloud User Manual (日本語) >はじめに > デバイス設定について> ECW APの障害対応」をご参照ください。

最終更新